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本の劣化を防ぐ|本の正しい保管方法を古本屋が伝授

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2023.07.01

本の劣化を防ぐ|本の正しい保管方法を古本屋が伝授

本はとてもデリケート

本は、知識や物語を伝える貴重なツールであり、私たちの文化や歴史を反映しています。しかし、本は非常にデリケートなアイテムでもあります。長い間保管されたり頻繁に使用されたりすると、本の曲がり癖、日焼けや茶ヤケ、劣化や損傷のリスクが高まります。そこで本記事では、本の劣化を防ぐための正しい保管方法について、古本屋の知恵を伝授します。

本が劣化する原因

本が劣化する主な原因は、環境の影響です。以下に、本が劣化する主な要因をご紹介します。

  1. 光と熱: 日光や強い照明は本の紙や装丁にダメージを与えることがあります。また、高温多湿の場所でも紙が変色したり、カビが発生したりする可能性があります。
  2. 湿度: 高い湿度は紙の膨潤やカビの繁殖を引き起こします。一方、低い湿度は紙の乾燥やひび割れを招く恐れがあります。
  3. 酸素と汚染物質: 酸素や大気中の汚染物質は、本の紙やインクを劣化させることがあります。特に酸性の紙やインクは、時間の経過とともに劣化しやすくなります。

本をキレイに保管する方法

本を劣化から守るためには、以下の方法を実践しましょう。

  1. 適切な温度と湿度の環境を維持する: 本を保管する場所は、温度と湿度の管理が重要です。一般的に、温度は摂氏20度前後、湿度は40〜60%程度が適切とされています。
  2. 日光や強い照明を避ける: 本を保管する場所は、直射日光や強い照明から遠ざけるようにしましょう。窓際や照明器具の近くは避け、暗い場所でもなく、適度な明るさがある場所が理想です。
  3. 適切な棚や本棚を使用する: 本を収納する際は、適切な棚や本棚を使用しましょう。本棚は本の重さを支えられる強度があり、本同士が密着しないようにするために、余裕のあるスペースを設けることが重要です。

ダンボール箱に保管する時に気をつけるポイント

本をダンボール箱に保管する際には、以下のポイントに気をつけましょう。

  1. 本の背を上にして入れない: 本の背を上にして入れると、上からの重みで歪んだりする恐れがあります。そのため、本の背を上にして入れるのではなく、本を平積みの状態で収納すると、本の形状を保ちやすくなります。
  2. 本の重さに気をつける: 本は重いものも多く、長期間同じ位置に置かれると下の本が圧迫される可能性があります。重い本は下に入れて、平積み状態にしましょう。

大量の本を収納する方法

大量の本を収納する場合は、以下の方法を試してみてください。

  1. 分野やジャンル別に整理する: 本を分野やジャンルごとに整理することで、必要な本を素早く見つけることができます。ラベルや仕切りを使って整理するとさらに効果的です。
  2. 縦置きと横置きを組み合わせる: 本棚には縦置きと横置きを組み合わせて配置すると、スペースを有効活用できます。また、横置きにすることで本の重みが均等に分散され、歪みを防ぐことができます。

大量の本、保管や収納に困ったら

もし大量の本を保管や収納する際に困った場合は、以下の方法を検討してみてください。

  1. 古本屋や図書館に寄贈する: 不要な本を古本屋や図書館に寄贈することで、他の人々が本を楽しむ機会を与えることができます。
  2. 電子書籍に切り替える: 電子書籍はスペースを取らず、大量の本を一つのデバイスで管理できる便利な方法です。必要な本だけをダウンロードして読むことができます。

以上が、古本屋が伝授する「本の劣化を防ぐ|本の正しい保管方法」です。
保管方法に気を付ければ、劣化する事なく何十年と保管でき、後世に貴重な書籍を残す事ができます。
最終的に古書店に買取を依頼する場合も査定額が高くなりますし、せっかく集めた書籍を廃棄処分しなくても済みますので、上記の保管方法がオススメです。

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