2013年9月4日、名古屋市の局地的豪雨が凄かった。

午前中は前日に買取した商品を整理しながら過ごして、午後から歯医者。
雨が降りそうだったので傘を持って出発。
空気がひんやりしていて半袖では寒いくらいの気温だ。
あんなに雨が降るとは知らず、自転車で名古屋駅へ向かう。

午後3時30分頃、歯の治療終了。
外へ出るとまだ雨は降っていない。
相変わらず空気は冷たい。
自宅までは自転車で20分ほど。
10分ほど走ってから気づく。
「あ！傘忘れた。」
安い傘だし戻るのも面倒。
雨も降って来そうだ。
あと10分も走れば自宅だ。
そのまま帰ろうと決めて自転車爆走。

自宅まで2分くらいの所で雨が降り出し、あっと言う間に豪雨に。
これはイカン。
近くにあった調剤薬局の屋根付きの自転車置き場に避難。

30分も経てば小降りになるだろうと思って雨宿りするも一向におさまる気配が無い。
状況は酷くなる一方で、強風も吹き出し横殴りの雨。
雨宿りの意味が無い。
雷もあちこちでドンドン鳴っている。
目の前の道も冠水してきた。

雨が降り始めた時に帰らなかった事を後悔しても遅い。
自宅までは2分ほどだ。
行ってまうか！
まだどしゃ降りの中、自転車で自宅に向けて出発だ。

土地の低い場所では既に膝上の高さまで冠水している。
自宅までの数百メートルの間には数台の車が立ち往生して止まっている。
路肩に乗り上げて避難している車もある。

自宅は大丈夫だろうか？
必死で自転車を漕ぎやっと到着。

自宅前の道は膝下まで冠水。
駐車場をはさんで家までは傾斜になっているため家への浸水は無い。

一安心して着替えをしているところで思い出す。
借りているコンテナ大丈夫か？
雨が小降りになり冠水していた道路も水が少なくなりだしたので、テクテク歩いてコンテナの様子を見に行ってみる。

10分後到着。
水が浸かった気配は無い。
コンテナを開けて中を確認。
おぉ、大丈夫だぁ。
周りに田んぼが沢山あるので雨水は田んぼが溜めてくれたようだ。

何も被害がなくて良かった。

薄暗くなってきた帰り道もまだ冠水している場所はいくつもあった。

あんな所にペットボトルがあるよ。
あそこまで水が来たんだね。
心配そうに見ていた母親の横では子供が無邪気に遊んでた。