愛知県内にある大学研究室へ文学教育関係の蔵書を買取に行きました。

3月8日（木）の出張古本買取は愛知県

午前中に伺ったのは愛知県内にある大学。
「研究室にある本をなんとかしてほしい。」という先生のご依頼を受け、午前9時にお邪魔しました。

この大学も何度か来た事がありますが、正門をくぐるまでキャンパス内の風景が思い出せないんですよね。
守衛さんに挨拶をして、少し車を走らせるとだんだんと思い出してくる。
「あ、前回来た時はこの研究棟でこの駐車場に止めたな。」
「その前はここに車をとめて台車で運んだんだった。」など。

今回の研究棟は正門から入ってすぐの建物。
とりあえず近くの駐車場に車を止め、研究室まで少し距離がありますが歩いて向かいます。

大学への出張買取に限らず、どこの出張買取も同じですが、お部屋までの道のりは運び出しルートの確認作業でもあります。
車を出入り口近くまで寄せる事はできるか？
台車で運ぶのに不都合な段差はないか？
研究室からエレベーターまでの距離は？
ただお部屋に行くのではく、こんな事を考えながら向かいます。

今回の問題はエレベーターが無かった事。
2階の研究室だったのですが、階段での荷下ろしになりそうです。
それらの事を頭の片隅に置いて、お部屋にお邪魔します。

部屋の左壁面には天井まである大型のスチール製本棚が6本。
右壁面には2本と、冊数はかなりあります。
早速検品しながら査定を始め、おおよその査定額をお伝えします。
お客様に代金の了承を頂きましたので早速運び出し作業に移ります。

バナナ箱を用意していましたが、全部紐で縛る事に。
階段での荷下ろしがありますので、急がず自分のペースを守って作業をします。
縛って、運んで、下して、運んで、積み込み。
こんな作業を繰り返し、作業開始から約3時間。
112本の紐縛りが出来上がり、約3.000冊の運び出しが終わりました。

この日は雨の予報が出ていましたが、研究棟出入口から駐車場まで屋根がありましたので、買い取った本を濡らす事なく積み込みする事ができました。
心配していた階段での荷下ろし、2階の研究室までは60往復しましたが、後半に膝が痛くなりましたがなんとか無事に終える事ができて一安心です。